スマホの写真を整理していたら、少し前に動物園に行ったときの写真がありました。
馬は佇まいが優雅で好きです。眺めていると癒されます。可愛い~☆
さて、前回の記事で
人付き合いにおいても、誰に対しても礼節をわきまえて適度な距離感を保っていれば、ほとんどの人間関係のトラブルは回避できることを実感しています。よほど親しい友人でなければ、どんな仕事をしているのかとか、そういうプライベートな話は一切しないです。人のプライベートはそっとしておきたいというスタンスなので、こちらから尋ねることもしないです。当り障りのない会話しかしませんが、それで十分よい関係でいられます☆
ということを書きましたが、こちらについて補足します。
人間関係のトラブルでお悩みの方は、もしかすると距離感がうまくとれていないのではないかな~と思います。プライベートな話をする際にはちゃんとお相手を選んでいますか。
まず認識しておきたいことは、学生時代と大人になってからの人付き合いは同じようにはいかないということです。
たとえば高校生の女子なら、校内の人間関係、親との関係、進路、恋愛、容姿などがお悩みの大半で、こういう話は同世代の友人同士で強く共感し合えるので、お互いに心のうちを包み隠さず話して、何時間も語り合った思い出があるという方は多いのではないかな~と思います。まだ自分自身のことがよくわからず、ちょっとしたことで折れかけてしまう不安定な自信しかない多感な時期なので、同世代の友人との親密な関係の中で、お互いの存在が刺激になったり励みになったりして一緒に成長していくものだと思います。
お互いの置かれている状況がよく似ているので、悩むことにも共通点が多く、プライベートな話をオープンにしてもトラブルは起こりにくいといえます。いわゆる「なんでも話せる友達」が何人もいて心強い存在だったという方は多いことと思います。
”学生時代”はそれでよかったのです。
でも、”大人”になると状況が全く!違ってきます。
大人になってから出会う人は、年代、家族構成(独身、既婚、子供の有無など)、教養、学歴、経済力、などが本当~に様々ですし、人には言えないデリケートな問題を抱えている人も少なくないでしょう。このようにいろいろな面で違いがある相手に対して、もしプライベートな話をあけっぴろげにしてしまったとしたら、それはあまりに配慮に欠けますし無防備過ぎます。そのつもりはなくても、相手に劣等感を抱かせてしまうかもしれませんし、状況によっては嫉妬されたり妬まれたりするかもしれません。そうなると人間関係がうまくいかなくなります。
そういったことが起こらないよう未然に防いで、穏やかな関係を築きたいなら、出会ったと人とは礼節をわきまえ適度な距離感をもってお付き合いすることです。”人当たりはよくするけれどプライベートな話はしない姿勢”を保つことです。そうすればお互いのよい部分だけを見せ合える、心地よい付き合いができます☆
もしプライベートなことを執拗に聞いてくる失礼な人と出会ってしまったなら、そこはにこやかに、ふわふわ~っとしたことを言ってうまくかわしましょう(笑)。
あるお客さまの話ですが、お子さんの保育園の保護者の方に職業を聞かれたため、夫婦で医師をしていると話したら、それ依頼、関係がギクシャクしてしまったことがあったそうです。ご夫婦ともクリニックの勤務医をされているとのことでしたので、「もし私だったら『フリーランスでのんびりやってます~』と、ふわふわ~っと応じると思います(笑)」とお話したところ、「なるほど~、それはいいですね。勉強になります。今度からそうします!」と喜んでいただけたことがありました。うまく工夫をすれば嘘をつくこともなく穏便にかわすことはできると思います☆
大人になったら親しい友人をつくらないということではなく、いきなり距離を縮めようとしないことが、いちばん大切なことです。
もし、この人はフィーリングが合いそうだな~と感じられる人と出会ったとしたら、焦らずゆっくり時間をかけて、自然な形でお互いの距離を縮めていけばいいのです。関係を深めていく中で、プライベートな話はどのくらいまでオープンにするのがちょうどよいのか、お互いが心地よくいられる距離感を探りながら付き合っていくのがよいと思います。
ただ、あくまで自立した大人同士の関係ですから、あけっぴろげになんでも話すという関係にはならないのが通常だと思います。そっとしておいた方がいい話題もあると思いますし、親しい仲でも相手を思いやる配慮は必要です。
私自身、大人になってからできた友人が何人かいますが、一緒に過ごす時間は本当に楽しくて、よい出会いに恵まれたことをとっても幸せに思っています。もちろん学生時代からの友人も大好きですが、大人になってからできた友人は、年代やバッググラウンドが全く違うので、新しい世界を見せてくれたり価値観を広げてくれる存在でまた違うよさがあります。どちらも一生大事にしていきたい友人たちです☆
誰に対しても礼節をわきまえて適度な距離感を保っていれば、ほとんどの人間関係のトラブルは回避できることと思います☆
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