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ベストオブクラシック ~若き4人のピアニスト8手の競演~

NHK-FMの「ベストオブクラシック」の公開収録に行ってきました~。

一流の若手ピアノ奏者4人が集うスペシャルコンサート、という触れ込みを見て、おもしろそうだな~とろくに内容も読まずに応募したことをすっかり忘れていたある日、当選通知のはがきが自宅に届いたのです☆

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先日いただいたケーキの箱を開けたら、色とりどりのケーキが美しく並べられていて、宝石箱みたいでした~(´艸`*)♡

も~、期待をはるかに上回る、本当に!本当に!贅沢なコンサートでした☆

収録スタジオは100名ほどが入れる広さで、舞台は設けられておらず、客席のすぐ目の前に2台のピアノが置かれていました。

大きなコンサートホールで開催される一般的な演奏会の場合、ピアノの音が四方八方で反響してしまい、エコーがかかったような響きでぼや~っとした演奏に感じられることが多いものですが、今回は小さなスタジオだったため、ダイレクトに音が伝わってきて、その迫力の凄さに圧倒されました。

出演されたのは、小林愛実さん、反田恭平さん、黒岩航紀さん、金子三勇士さんの4名のピアニストで、みなさん20代の方々です。ソロの演奏をメインにしながらも、2名または4名揃っての連弾や、愉快なトークもあり、バラエティ豊かな内容にとても楽しませてもらいました。

また、演奏の前には、それぞれの曲の聴きどころを、年長者である金子さんがわかりやすく解説してくださるのもよかったです。たとえば、曲がつくられた当時の時代背景、作曲家に強く影響を与えた民族音楽の話、あるいはリストの超絶技巧やラフマニノフの不協和音など、その曲ならではの旋律の特徴などを、かいつまんでお話ししてくださいました。

ほんと~に!どの演奏もそれぞれ素晴らしく、最初から最後まで、一瞬たりとも気を抜くことができず、魂のこもった大迫力の演奏に震えるような感動を味わってきました。とてもとても贅沢な時間でした。

11日のコンサートから、もう3日が経っていますが、未だに感動の余韻に浸っています。

音楽に限らず、なにか上質なものに触れた感動は、魂の奥底に深く刻まれ、ずっと残り続けることを感じました。素晴らしい機会をありがとうございます。

なお今回収録した内容は、2016年11月14日(月)の午後7時30分~9時10分に放送が予定されているそうです。

 

余談ですが、黒岩さんが演奏された、カプースチン作曲の「トッカティーナ」の斬新な旋律がかっこよく、とても気に入ったので、さっそくCDを購入して自宅でも楽しんでいます。

カプースチンはウクライナの作曲家で、現在もご存命の方だそうです。ジャズとクラシックを融合した独特の作風が特徴で、和音や連打のアップテンポなリズムが心地よく響いてきます。ずっとかけ続けていても飽きない魅力があります。

ジャズになじみのない方も、こちらは聴きやすくておすすめです~☆

 

森本のり子

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